七十二候 魚上氷 立春末候
魚上氷 うおこおりをいずる
堅く閉ざされていた天井は 少しずつほどかれてゆく
差し伸べられる明かりから ほのかな温もりが届く
いつの間にかながれの中の においがかわっている
春なのだ
勢いよく あふれだすよろこびを
いっきに はじけさせて
魚は
開いた 氷を抜けて
体を
空へと 跳躍させる
→土脉潤起4
←黄鶯睍睆2
魚上氷 うおこおりをいずる
堅く閉ざされていた天井は 少しずつほどかれてゆく
差し伸べられる明かりから ほのかな温もりが届く
いつの間にかながれの中の においがかわっている
春なのだ
勢いよく あふれだすよろこびを
いっきに はじけさせて
魚は
開いた 氷を抜けて
体を
空へと 跳躍させる
→土脉潤起4
←黄鶯睍睆2