ポケットの中庭

ゆっくり ゆっくりと 綴っています

季語 晩夏 秋を待つ

 秋を待つ

 

ひゅーぅと
涼しい風が
うしろから

 

ほほをなでてゆく
ハッとする

 

こころをなでてゆく
ヒヤッとする

 

そろりと
振り返る

 

と そこには・・・・・・

 

夢はここで終わる
目覚めた 暑さ は
似合わない冷汗をかいている

 

夢であったことに
ほっとする

 

同時に

 

誰かの想いの恐ろしさに
肝を冷やす