処暑 8月23日頃のこと
あれだけ 騒がしく
降りしきっていた
声は
すっかり 遠のいて
暑さはどこか
淋しそう
ぼんやり仰いだ空は
すーっと
高く
あの頃の色はもういない
草の間から
一心に誰かを呼んでいる
鈴の声が聞こえてくる
ほぅと ひとつ
息を 吐いた
暑さは うつむいてしまう
この頃
夏の余韻は
すっかり
元気を失っている
→白露
立秋←
あれだけ 騒がしく
降りしきっていた
声は
すっかり 遠のいて
暑さはどこか
淋しそう
ぼんやり仰いだ空は
すーっと
高く
あの頃の色はもういない
草の間から
一心に誰かを呼んでいる
鈴の声が聞こえてくる
ほぅと ひとつ
息を 吐いた
暑さは うつむいてしまう
この頃
夏の余韻は
すっかり
元気を失っている
→白露
立秋←