ポケットの中庭

ゆっくり ゆっくりと 綴っています

七十二候 麋角解 冬至次候

麋角解 さわしかつのおつる

 

春の芽吹き

夏へと成長を続け

 

秋にはおとろえ

冬には・・・・・・

 

そういう一生を送るのは

何も私達だけではないようで

 

ほら ここに 

落ちるのは

 

ある動物の頭上を飾っていた

ものだという

 

静寂をやぶり

眠る私達の上に落ちてきた

 

起きて見てみれば

まるで木の枝だね

 

実に立派だ

 

これから

命の糧に

なっていくのだろう

 

じっと 大地に

身を横たえているよ

 

 

 

 

 

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