ポケットの中庭

ゆっくり ゆっくりと 綴っています

季語 冬 暮 名残の空

名残の空

 

さよならと
手を振る

 

いつもと違う 空と
いうわけではないけれど

 

けれど
ひとつ
君は行ってしまう

 

そこは特別な
空 なんだ

 

だから
見送るんだ
今日の空を

 

さよならと
手を振って